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求人情報の紹介。


by foobird3

正社員求人 依然厳しく/県内12月の有効倍率0.25倍

正社員求人 依然厳しく/県内12月の有効倍率0.25倍

青森労働局は三十一日、本県の「正社員の職業紹介状況」を初めて発表した。昨年十二月を例に取ると、有効求人倍率(実数値)が〇・四五倍なのに対し、正社員に絞った同倍率(同)は〇・二五倍にとどまり、景気回復傾向にあって求人を伸ばしているのは主に臨時職員や派遣職員などで、正社員求人はまだまだ厳しいことが浮き彫りになった。

 本県は冬場の積雪・寒冷期になると、毎年多数の季節労働者が出る。同様に、全国各地の気象の違いが雇用情勢を大きく左右することから、通常、労働局は有効求人倍率を「季節調整値」で発表するが、今回は、正社員と非正社員の求人の現状を分かりやすくするため、実数値でまとめた。

 昨年十二月の本県で、有効求職者のうち「常用フルタイム」の仕事を望む人は二万五千九百九十八人いた。有効求人は一万百六十八人あったが、うち正社員求人は六千五百九人分だった。正社員の有効求人倍率は〇・二五倍。つまり、常用フルタイムの求職者が百人いるとして、正社員の求人は二十五人分しかなかったことになる。

 ちなみに、同月の全国平均をみると、有効求人倍率(実数値)は一・〇六倍で、正社員に絞った同倍率(同)は〇・六五倍だった。求人全体に占める正社員求人の割合は、全国平均が約61%なのに対し、本県は約55%だった。

 正社員での就職を希望しても求人がなく、仕方なく非正社員として就職し、後で違和感を感じて離職してしまうケースは本県でも多い。青森労働局職業安定部は「ミスマッチによる離職が多いため求職者数がなかなか減らず、有効求人倍率が低迷する原因の一つになっている」と話し、正社員求人の拡大を事業主に要請する。


 ミスマッチによる離職は悲しいことです。
by foobird3 | 2006-02-24 16:11