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by foobird3

大企業から中小企業への再就職で成功する人、失敗する人

大企業から中小企業への再就職で成功する人、失敗する人

 高年齢者雇用安定法が改正され、4月から施行されます。65歳まで働くことができる環境整備を企業に義務づけるもので、雇用延長の年齢を06年度から段階的に引き上げていくものです。定年が65歳未満の企業は(1)定年を65歳まで引き上げる(2)65歳まで継続雇用制度を導入する(3)定年制を廃止する――のいずれかを選択しなければなりません。しかし、法律施行後、大企業は3年間、中小企業は5年間の猶予期間があり、ほとんどの社員の雇用を延長しなくても法律違反にはなりません。数年の間は60歳定年は変更のないこともありますので、定年退職後に再就職をなさる方もいらっしゃるでしょう。
 再就職をする際に、よく見られる傾向のひとつに「大手から中小企業に転職」というケースがあります。実は、会社の規模が変わるということは、仕事にまつわるすべてのことが変わるということを示すのですが、そのことを留意している人は多くありません。違いを認識しないまま入社し、精神的にも肉体的にも疲弊することがあります。
 大手メーカーに勤務していたH氏は人事・総務関係のキャリアを買われて、これまでの会社から比べると5分の1になるオーナー社長が経営する中小企業に再就職しました。ご自身も経験の豊富さからキャリアに対する自負があり、成果を出すべくはりきって入社しました。ところが、決裁にしても稟議書はなく、会議は話し合いではなく社長の意向が決定事項として確認されるだけ、事務作業から細かなことまで自分でしなければならない状態でした。以前の会社では至極当たり前に思えたことが、ここでは通用しないことを痛感し、3カ月ほど経過して体調を崩し始め、半年後には退社しました。
 ここで確認しておきたいのは、中小企業の特徴です。中小企業は社長が設立者または設立者の一族で、また社長は任期制ではなく終身であることが多い点です。何年経とうと社長が代わることはあまりないので、ウマが合わないと難しいこともあります。また、オーナー社長であれば、社長の考えがルールであり社風です。朝令暮改であろうとかたくなに変革を拒もうとも、それも社長の一存という傾向があります。そして、十分に組織化されておらず、細かな分業体制も整っていないことが多いので、雑務も自分でしなければなりません。併せて、同じ役職名でも「役職」に対する権威付けや重み付けなどの考え方は違います。
 大企業と同様に考えて入社し、大企業でのやり方を押し付けようとすると、思わぬギャップにさいなまれます。うまく定着している人は「すべてが違う。すべてが新たな学びである」という意識を持って入社し、謙虚に事態を受け止めてストレス軽減を図っています。入社前に「心構え」をしておくことが大切です。


大企業と抽象企業では全く違うんですね。妙なプライドは捨ててしまったほうがいいようです。
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by foobird3 | 2006-03-31 11:14