1月の県内有効求人倍率 低水準で横ばい
2006年 03月 14日
1月の県内有効求人倍率 低水準で横ばい
1月の県内有効求人倍率は前月から横ばいの0・77倍で、14年ぶりに1倍を超えた近畿地方の中で最低の水準だった。和歌山労働局は「4月以降まで求人を手控える企業が多いのでは」と話し、しばらく厳しい状況が続くとみている。
求人倍率は時期による極端な増減を平均化するため、毎年1月に調整される。調整後の倍率は0・77倍(前月同率)で、全国の1・03倍(同)を大きく下回った。
近畿も全国に続いて1倍を超える1・02倍(前月比0・03ポイント増)と回復基調。和歌山は昨年10月に奈良を下回ってから4カ月連続で最下位で、近隣府県と比べても足踏み状態が目立っている。
同局は「1~3月は下降、4月から上昇という県内企業の景況調査結果をみると、求人も4月まで厳しいのでは」という。
県内の1月の有効求人数は1万3137人で、求職者数を2834人下回った。しかし、田辺市、上富田町に関連工場がある「東洋ハーネス」(三重県)に代表される電気機械器具製造業は、毎月20~30人規模の求人が続いていて、6カ月連続で前年を上回った。
1月の倍率を職業安定所別でみると、田辺管内が0・61倍(前月比0・08ポイント増)で高い伸び率を示した。業務スーパーを展開するプラス(田辺市)が、新宮市内での新規開店に向け、パートを中心に37人を募集したことも影響しているという。和歌山管内は0・94倍(同0・03ポイント増)で田辺に次いで伸びた。オークワが同市内で食品工場のパート39人を募集した。
そのほか御坊以南の安定所別倍率は高い順に次の通り。
新宮1・04倍(0・01ポイント減)、御坊0・55倍(0・05ポイント減)、串本0・52倍(0・05ポイント減)
製造業が増加しているのは、目の前に迫った団塊世代の大量退職への対策でしょう。
1月の県内有効求人倍率は前月から横ばいの0・77倍で、14年ぶりに1倍を超えた近畿地方の中で最低の水準だった。和歌山労働局は「4月以降まで求人を手控える企業が多いのでは」と話し、しばらく厳しい状況が続くとみている。
求人倍率は時期による極端な増減を平均化するため、毎年1月に調整される。調整後の倍率は0・77倍(前月同率)で、全国の1・03倍(同)を大きく下回った。
近畿も全国に続いて1倍を超える1・02倍(前月比0・03ポイント増)と回復基調。和歌山は昨年10月に奈良を下回ってから4カ月連続で最下位で、近隣府県と比べても足踏み状態が目立っている。
同局は「1~3月は下降、4月から上昇という県内企業の景況調査結果をみると、求人も4月まで厳しいのでは」という。
県内の1月の有効求人数は1万3137人で、求職者数を2834人下回った。しかし、田辺市、上富田町に関連工場がある「東洋ハーネス」(三重県)に代表される電気機械器具製造業は、毎月20~30人規模の求人が続いていて、6カ月連続で前年を上回った。
1月の倍率を職業安定所別でみると、田辺管内が0・61倍(前月比0・08ポイント増)で高い伸び率を示した。業務スーパーを展開するプラス(田辺市)が、新宮市内での新規開店に向け、パートを中心に37人を募集したことも影響しているという。和歌山管内は0・94倍(同0・03ポイント増)で田辺に次いで伸びた。オークワが同市内で食品工場のパート39人を募集した。
そのほか御坊以南の安定所別倍率は高い順に次の通り。
新宮1・04倍(0・01ポイント減)、御坊0・55倍(0・05ポイント減)、串本0・52倍(0・05ポイント減)
製造業が増加しているのは、目の前に迫った団塊世代の大量退職への対策でしょう。
by foobird3
| 2006-03-14 06:05